全日本バレーボール小学生大会千葉県大会 決勝
- 保護者
- 2022年7月9日
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6月26日 船橋アリーナ
6年生にとっては、小学生のバレーボール生活の集大成となる大会のひとつ、
第42回 全日本バレーボール小学生大会 千葉県大会の決勝が行われました。
男女揃って決勝トーナメントまで勝ち残った今大会。
この日のために、やるべきことはやってきました。
足元には、全員お揃いのミサンガ。

キャプテン自ら、1つ1つに想いをこめて手作りしてくれた、どんなものよりも心強いお守りです。
女子はBコート。 男子はAコート。
お互いの勝利を誓い合って、隣同士でそれぞれの戦いがスタートしました。
どのチームも、ここまで戦いを勝ち抜いてきただけあって、簡単に自分たちのペースには持っていけません。
男女ともに、特に1戦目は苦戦しながらも、苦しい時こそ声を出し、笑顔を取り戻し、仲間を信じて気持ちを切り替え、勝利することが出来ました。

続く2戦目、先に勝利し決勝戦進出を決めた女子が、男子の試合を見守ります。
フルセットに持ち込まれたものの、最後まで強い気持ちを持ち続け、男子も決勝戦へ!!

そしていよいよ決勝戦。
この時を想定して、何度も練習を重ねてきました。
簡単に決まらないのは分かっていました。
打っても打っても拾われるスパイク。
決まらないフェイント。
でも私たちも諦めません。
粘って粘って相手のミスを誘います。
連続サービスエースでリードする場面も。

圧倒的に強い相手ではありましたが、手を伸ばせば届きそうな所まで、勝利が見える瞬間も確かにありました。

結果は、男女ともあと一歩及ばず、準優勝となりました。
あと一歩!その足りない一歩を埋めるために何をしたらいいのか。一人一人が何かを感じた敗戦でした。
子供たちはみんな悔し涙でいっぱいでしたが、でも、価値のある『男女準優勝』だったと、これまでの努力を褒めてあげたいです。

何より嬉しかったのは、試合後、大会関係者の方から『印旛さんの試合に感動した』というお言葉を頂いたことです。
『見ている人に感動を与えられるバレーボールを』 それこそ、私たちが目指し、常日頃心がけていたことでした。
指導者や仲間たち、保護者だけでなく、その言葉を第三者の方から聞くことが出来るなんて、こんなに嬉しいことはありません。
一生懸命な想いは必ず伝わる。必ず人の心を動かすことが出来る。
それを実感できた瞬間でした。
コロナ禍のため、観客席の保護者は声を出した応援が規制されていましたが、
得点が決まるたびに叫びたい気持ちも、
失点が続く時に『大丈夫だよ!落ち着いて!』と大声で励ましたい気持ちも、
全てを手拍子に込めて、コートに届くように祈りながら、手が痛くなるほど必死で叩きました。

子供たちの一生懸命な姿は、この世界の何よりも美しい光景だと思います。
この光景を見せてくれた子供たち、子供たちをここまで導いて下さった指導者、そして同じ想いでサポートを頑張ってきた保護者のみんなに、心から感謝します。
大会関係者の皆様も、ありがとうございました。
この日感じた想いを忘れず、
悔しさを必ず力に変えて、前に進みたいと思います。
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