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全日本バレーボール小学生大会千葉県大会 決勝


6月26日 船橋アリーナ


6年生にとっては、小学生のバレーボール生活の集大成となる大会のひとつ、

第42回 全日本バレーボール小学生大会 千葉県大会の決勝が行われました。


男女揃って決勝トーナメントまで勝ち残った今大会。

この日のために、やるべきことはやってきました。

足元には、全員お揃いのミサンガ。



キャプテン自ら、1つ1つに想いをこめて手作りしてくれた、どんなものよりも心強いお守りです。



女子はBコート。 男子はAコート。

お互いの勝利を誓い合って、隣同士でそれぞれの戦いがスタートしました。


どのチームも、ここまで戦いを勝ち抜いてきただけあって、簡単に自分たちのペースには持っていけません。

男女ともに、特に1戦目は苦戦しながらも、苦しい時こそ声を出し、笑顔を取り戻し、仲間を信じて気持ちを切り替え、勝利することが出来ました。



続く2戦目、先に勝利し決勝戦進出を決めた女子が、男子の試合を見守ります。

フルセットに持ち込まれたものの、最後まで強い気持ちを持ち続け、男子も決勝戦へ!!





そしていよいよ決勝戦。

この時を想定して、何度も練習を重ねてきました。

簡単に決まらないのは分かっていました。

打っても打っても拾われるスパイク。

決まらないフェイント。

でも私たちも諦めません。

粘って粘って相手のミスを誘います。

連続サービスエースでリードする場面も。



圧倒的に強い相手ではありましたが、手を伸ばせば届きそうな所まで、勝利が見える瞬間も確かにありました。



結果は、男女ともあと一歩及ばず、準優勝となりました。

あと一歩!その足りない一歩を埋めるために何をしたらいいのか。一人一人が何かを感じた敗戦でした。


子供たちはみんな悔し涙でいっぱいでしたが、でも、価値のある『男女準優勝』だったと、これまでの努力を褒めてあげたいです。




何より嬉しかったのは、試合後、大会関係者の方から『印旛さんの試合に感動した』というお言葉を頂いたことです。

『見ている人に感動を与えられるバレーボールを』 それこそ、私たちが目指し、常日頃心がけていたことでした。

指導者や仲間たち、保護者だけでなく、その言葉を第三者の方から聞くことが出来るなんて、こんなに嬉しいことはありません。

一生懸命な想いは必ず伝わる。必ず人の心を動かすことが出来る。

それを実感できた瞬間でした。



コロナ禍のため、観客席の保護者は声を出した応援が規制されていましたが、

得点が決まるたびに叫びたい気持ちも、

失点が続く時に『大丈夫だよ!落ち着いて!』と大声で励ましたい気持ちも、

全てを手拍子に込めて、コートに届くように祈りながら、手が痛くなるほど必死で叩きました。



子供たちの一生懸命な姿は、この世界の何よりも美しい光景だと思います。

この光景を見せてくれた子供たち、子供たちをここまで導いて下さった指導者、そして同じ想いでサポートを頑張ってきた保護者のみんなに、心から感謝します。


大会関係者の皆様も、ありがとうございました。


この日感じた想いを忘れず、

悔しさを必ず力に変えて、前に進みたいと思います。



 
 
 

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